知っているようで、知らない文学秘話が目白押し。
“あらすじ”だけでは決して分からない、文学の深みがここに。
1964年(明治39年)に開設されて以来、毎年夏に著名な作家や文芸評論家を講師に招き、多種多様な文学論を繰り広げた「日本近代文学館」の夏の恒例講座『夏の文学教室』が、2004年で四十年目の節目を迎えます。
Disc1 第一巻 森鴎外「医学と文学」
文学とは別に、医師という顔を持つ森鴎外。
ドイツへ医学留学し、帰国後は出世街道を進んでいった鴎外だが、その裏には理想との隔たりから来る、悲哀があった…。
(ANOC 9001/収録時間:53分45秒)
講演/加賀乙彦 1987年 第24回・夏の文学教室より
Disc2 第二巻 樋口一葉「たけくらべ」「にごりえ」
樋口一葉、二十四年の人生は決して短くない。
文学史上に残る傑作「たけくらべ」、「にごりえ」を世に残した所似が、その充実した人生の中にある。
(ANOC 9002/収録時間:57分19秒)
講演/竹西寛子 1982年 第19回・夏の文学教室より
Disc3 第三巻 夏目漱石「こころ」以後
不朽の名作「こころ」発表後、漱石に起きたある心境の変化。
今は亡き、漱石研究の第一人者、江藤淳が紐解く、夏目漱石晩年の謎。
(ANOC 9003/収録時間:54分55秒)
講演/江藤淳 1976年 第13回・夏の文学教室より
Disc4 第四巻 島崎藤村 「魂の漂泊者」
妻や子供に先立たれた後の、姪との許されない関係。
そして、フランスへの逃避行。
帰国後に藤村はその名の通り、『 新生』という小説で再起をはかるが…。
漂泊者・藤村の行き着く先は…?
(ANOC 9004/収録時間:40分17秒)
講演/三好行雄 1979年 第16回・夏の文学教室より
Disc5 第五巻 永井荷風 「ボク東綺譚」
永井荷風の名作「ボク東綺譚」の最終章はいらない?
日本が戦争へ向かう不穏な情勢の中、そうした空気を振り払うかのように発表された珠玉の名作「ボク東綺譚」の魅力に迫る。
(ANOC 9005/収録時間:51分42秒)
講演/杉本苑子 1988年 第25回・夏の文学教室より
Disc6 第六巻 有島武郎 「その理想主義と、ヒューマニズム」
有島武郎の代表作「或る女」の主人公・葉子。
彼女を、好きか、嫌いか――。
それが有島文学の試金石である。
「葉子が好きではない」作家・中野孝次が語る、有島武郎の人生と文学。
(ANOC 9006/収録時間:40分57秒)
講演/中野孝次 1987年 第24回・夏の文学教室より
Disc7 第七巻 志賀直哉 「文学とユーモア」
秀吉が好きな酒は、「リキュール」。
好きな野菜は、「セロリ新左衛門」――。
小説の神様の知られざるユーモラスな一面を、愛弟子・阿川弘之が語る。
(ANOC 9007/収録時間:52分15秒)
講演/阿川弘之 1994年 第31回・夏の文学教室より
Disc8 第八巻 谷崎潤一郎 「そのマゾヒズムの変化〜「痴人の愛」から「卍」へ
谷崎文学の特色であるマゾヒズムが、「痴人の愛」で変化を見せた。
昭和に入って黄金期を迎える谷崎にとって、この変化は大きな意味があった。
谷崎を愛してやまない作家・河野多恵子の卓抜なる谷崎論。
(ANOC 9008/収録時間:53分33秒)
講演/河野多恵子 1983年 第20回・夏の文学教室より
Disc9 第九巻 芥川龍之介 「龍之介の出発〜「羅生門」「鼻」を中心に
芥川の初期代表作「羅生門」「鼻」は古典説明がその基となっている。
オリジナルと比較すると、芥川の独特の料理法が見えてくるが、実はそれが芥川晩年を探るカギでもあった…。
(ANOC 9009/収録時間:54分53秒)
講演/小川国夫 1983年 第20回・夏の文学教室より
Disc10 第十巻 川端康成 「雪国」まで
「伊豆の踊り子」はたった二十部しか売れなかった。
川端文学の最高峰「伊豆の踊り子」「雪国」その間の十年は川端にとって不遇の年月だった。
ノーベル文学賞に輝く大作家の隠された日々。
(ANOC 9010/収録時間:58分29秒)
講演/進藤純孝 1977年 第14回・夏の文学教室より
商品のご案内
この度四十年間の膨大な記録音源の中から、選りすぐりの12講演がCD全集のかたちで世に出ることになりました。
近代文学100年の歴史を支えた、数多くの文豪たちのさまざまなエッセンスを、講師役の著名な小説家・評論家が語った貴重な講演を12枚のCDに凝縮しました!
知っているようで知らない文学秘話が目白押しです。
“あらすじ”だけでは決して分からない、文豪それぞれの深みがここにあります。
知っているようで、知らない文学秘話が目白押し。
“あらすじ”だけでは決して分からない、文学の深みがここに。
Disc1 第一巻 森鴎外「医学と文学」
Disc2 第二巻 樋口一葉「たけくらべ」「にごりえ」
Disc3 第三巻 夏目漱石「こころ」以後
Disc4 第四巻 島崎藤村 「魂の漂泊者」
Disc5 第五巻 永井荷風 「ボク東綺譚」
Disc6 第六巻 有島武郎 「その理想主義と、ヒューマニズム」
Disc7 第七巻 志賀直哉 「文学とユーモア」
Disc8 第八巻 谷崎潤一郎 「そのマゾヒズムの変化〜「痴人の愛」から「卍」へ
Disc9 第九巻 芥川龍之介 「龍之介の出発〜「羅生門」「鼻」を中心に
芥川の初期代表作「羅生門」「鼻」は古典説明がその基となっている。
Disc10 第十巻 川端康成 「雪国」まで
「伊豆の踊り子」はたった二十部しか売れなかった。